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久しぶりのブログです。
今日のお題は、檜(ヒノキ)を合板のご紹介です。合板・・何??と言う人も居ますよね!合板=べニア板です。
合板(べニア板)の豆知識を紹介すると「合板とは、薄く切った単板を奇数層、繊維方向を90°、互い違いに重ねて熱圧接着した木質ボードのことである。日本では、合板をベニヤ板と呼ぶことが多いが、本来ベニヤ (突板、Veneer) とは、単板を意味する(合板の英語はPlywoodである)。これは、1912年に、範多商会がロシアから合板を輸入した際に、ベニア板と呼んだことが広まった為である。」(引用:ウィペィア)とあります。
本日、ご紹介する檜(ヒノキ)合板は、正真正銘の日本製合板、製造は「島根合板」と言う昭和39年創業の島根県の会社です。
、檜(ヒノキ)の特性として挙げると、その芳香の強さが挙げられます。
檜風呂・檜の香りの芳香剤を始め、五感に優れる日本人には檜香りは代表的な木の香りです。
この檜合板も良い檜の香りを放ち、そのまま手を加えずに内装材に使用したくなる合板なんです。
檜合板
しかし大切な事は、木の香りではありません。
人に優しい住環境を素材から吟味する当社として、評価する事は合板としての品質です。
それは、建売住宅の購入や、リフォームを行った後に起きる問題として取り上げられる「シックハウス・アレルギー」に対しての対応です。
シックハウス・アレルギーの問題は「化学物質過敏症」として良く報道で取り上げられますが、その主たる原因は「住宅の空気」にあると考えています。
最近は販売価格や受注価格の点から、以前と異なり接着剤や合板(べニア板)を多用した新築住宅やリフォームが増え、更に空気が自然循環する住宅よりも自然循環を行わない高気密化型住宅が多くなる事で、アレルギーやシックハウスといった症状も同様に増えています。
人は重さに変えると、食べ物の6倍の量の空気を呼吸により取り入れています。
その人間にとって、家の空気は健康と密接に関わりを持ち、その空気に影響を及ぼす諸々の建物素材は大事な要素です。
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その点、この檜(ヒノキ)合板は、耐久性・耐水性に優れると共に、ホルムアルデヒドの放散が極めて少ないという特性を持ち、構造用合板のJAS規格から、優れた耐久性・耐水性は合板の接着性能として最上位の「特類」に分類されます。
また、放散量特性の評価では「化学物質過敏症」の原因の一つとされるホルムアルデヒドの放散量(部屋に広まる値)が極めて少ない、最上位の放散等級と評価され「F☆☆☆☆」に格付けされます。

当社では、材木屋として材料を吟味し、陳腐なキャッチコピーではない、本当に人が永く安心に住める家づくりを真面目に向き合ってます。